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写真 タイヤの破裂で破損したバスの座席や床

日常的に利用する路線バスの車内が突然“爆発”したら-。滋賀県内で7月、営業運転中だった路線バスのタイヤがバースト(破裂)し、タイヤの破片や床の一部が車内に飛び散り、乗客3人が軽傷を負う事故が起きた。
 バスを運行する近江鉄道(同県彦根市)によると、タイヤは事前に車検や定期点検などで二重三重にチェックしており、県警の事故後の調べでも原因につながる痕跡は見つかっていない。
 
同県内では昨年、トラックのタイヤが破裂し、空気充填(じゅうてん)中の作業員が吹き飛ばされ、死亡する事故も起きているが、いずれもはっきりした原因は特定されていない。


事故は7月12日午後4時40分ごろ、JR東海道線瀬田駅に近い大津市一里山の国道1号交差点で起きた。交差点に差しかかった近江鉄道の路線バスが右折するため停車した直後、左側の前輪タイヤ(直径1メートル3センチ)が突然バーストした。その風圧で、車内の床に突き出したタイヤ上部の半円状の金属製覆いが破損し、車内にタイヤ片や金属片などが飛び散った。

 車内には乗客8人がおり、バーストしたタイヤと反対の車両右側に座っていた17~50歳の男女3人が飛んできた破片で顔や手などを切り、軽傷を負った。破裂したタイヤの真上の座席には幸い乗客はいなかった。

 運転手は「停車直後に『ドーン』と大きな爆発音がして、車体が左に傾いた。一瞬、何が起こったか分からず、乗客もパニック状態になっていた」と振り返る。
引用元URL http://www.sankei.com/west/news/150820/wst1508200006-n1.html

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