三重津市衝突事故
国道23号線でタクシーと乗用車が衝突4人死亡
2018年12月29日午後9時50分ごろ、津市本町の国道23号線で飲食店駐車場から反対車線に出ようと道路を横断したタクシーと直進してきた乗用車が衝突。タクシーに乗っていた運転手含め4人が死亡、乗客1人と乗用車を運転していた男性も重傷を負った年末に起きた事故。

当初の報道ニュースでは自分が見た感じでは、どこも横断しようとしたタクシー側に原因があったようなニュアンスで伝えていたものの、あるドラレコ映像がツイッターにアップされて一変!某掲示板ではそのドラレコ映像で議論されています。

衝突直前のドラレコ映像が真相を語る!?

事故は先月29日午後10時前、津市本町の国道23号で、タクシーと乗用車が衝突し、タクシーの運転手・野村達城さん(44)のほか、乗客で会社役員・永田誠紀さん(58)、会社員・横井大和さん(37)の計3人が全身を強く打って死亡したものです。

同じタクシーの乗客で事故当時、運転席側の後部座席に乗っていた津市の会社員・大西朗さん(31)が意識不明の重体になっていましたが、警察によりますと、3日夜、多臓器不全のため死亡しました。この事故による死者は4人になりました。

この事故では、タクシーの乗客の会社員(28)と、乗用車を運転していた津市の会社役員(56)がそれぞれ重傷を負っています。
これまでの調べで、タクシーは道路脇の飲食店の駐車場を出て反対車線に出ようと、道路を横断しようとしたときに乗用車と衝突したということです

引用元 中京テレビnews

車両の様子
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衝突はかなり激しかったものと思われ、報道ニュース映像を見ていて異常な事故に見えたのを覚えています。タクシーの運転席側はピラーがあるのにもかかわらず、大きくルーフまでつぶれている様子から直進車の速度が何キロだったのか?その時は思いましたが、年末ということもあり特別番組が多くその後のニュースは新年を迎えてからみることになりました。

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駐車場から横断しようとしたタクシーの車種はクラウンコンフォート
運転手含め5人が乗車


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直進していた乗用車の車種はW212ベンツEクラス E63AMG?
会社役員が運転

事故現場


事故が起きた場所は津市本町の片側3車線の国道23号線で、タクシー側は飲食店の駐車場から反対車線に出る為(中央分離帯の切れ目から)に道路を横断、そこに岩田橋方向から来た直進のベンツと衝突したという。道路はマップを上から見てもわかるように直線道路ですが市街地につき各交差点に信号があるのが確認できます。
制限速度は60キロ


自分が知る限りでは、新年に入ってからこの事故の報道ニュースを見たのは4人目の方が亡くなった続報だけでしたが、1月8日のフジテレビ「とくダネ」番組内では事故の真相を追究するような感じで大きく取り上げられていました。画像の出典はとくダネから

そして今まで知る事が出来なかった状況があきらかに!

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状況的にはタクシーのほぼ真横にベンツが衝突したようで、タクシーがあれだけ大破していたのもわかるものの、ただ一つ分からないのは直進していた運転手は何故ブレーキが間に合わなかったのか?60キロ制限の道路で何キロ出していたのか?制限速度付近で走っていれば事前にタクシーの存在に気づきブレーキをかければあれほどの車の壊れ方はないものと考えられ、状況的に不自然な点が多く見受けられました。

その答えとなる状況がツイッターにアップされたドラレコ映像で判明することに!



ドラレコ映像は事故直前に撮影されたもので、動画アップ主の横(3車線の一番右側)を猛スピードで走行する白いベンツの様子が映し出されています。その直後に衝突事故が発生、衝突した場所が飲食店前付近なのに対して、2台の車がとまっていた場所は歯科前ということからも衝突のすさまじさがわかります。そして気になっていたのが、タクシーにほぼ標準で装備されているドラレコ、これを解析すれば状況がすぐにわかると思っていましたが、とくダネによるとドラレコが破損してしまったようです。

映像を自分が見た限りでは、小雨が降った後(フロントガラスに水滴が残っている)でおそらくドラレコ搭載車は50~60キロ付近で走行、ベンツは120~130キロ付近で走行しているように見えますがただの予想なので何ともいえません。しかしとくダネの専門家が、速度を測定している場面からもその線が強いようです。
ドラレコのフレームレート設定などで秒数がわかれば距離で速度が割り出せると思うので、走行速度がわかるとこれからどのように発展していくのか?当初の報道ニュースでは分からなかった事もドラレコから情報がかなり得られるのではないかと思います。



普通の人が見たら、とんでもない速度で一般道を走行する様子!これは過失割合にも大きく影響してくると思われ、ブレーキ痕は道路のどこから付いていたのか?何故元会社役員の男性はlそんなに速度を出していたのか?過失運転致死傷罪になるのか?とても気になります。


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「死人に口なし」状態だけは一番あってはならない事!たった一つの映像から世論が変わっている様子は某掲示板を見てもよくわかり、4人の方の命が奪われた事故につきもっと報道ニュースで取り上げてもいい案件な気もします。真っ先に番組で取り上げた「とくダネ」番組がまさかここまで調べるとは思っていなかったので、かなり驚いたとともに、報道ニュースの伝えるという目的から事故の原因を伝えこれから同じ事が起こらない為の抑止力効果に繋がっていけばと思っています。

今後この事故の過失割合などがとても気になるので、また続報があれば伝えたいと思います。もし詳しくもっと色々な情報が欲しい人は、某掲示板を見てみると色んなことが特定(身内じゃないと知らない情報まで)され書かれているので気になる方は目を通してみてはどうでしょうか。



【続報2020年6月2日】

裁判初公判

一昨年12月、三重県津市で車を時速146キロで走らせタクシーと衝突し、5人を死傷させた罪に問われている男は、初公判で「制御ができなかったとは思わない」と述べ、危険運転致死傷罪は成立しないと主張しました。末広雅洋被告(57)は一昨年12月、津市の国道23号線で乗用車を時速146キロで走らせタクシーと衝突し、乗客ら4人を死亡させ1人に大ケガをさせた、危険運転致死傷の罪に問われています。

2日、裁判員裁判の初公判で末広被告は、事故を起こしたことは認める一方、「進行の制御ができなかったとは思わない」と述べ、危険運転致死傷罪は成立しないと主張しました。 続く冒頭陳述で検察側は、「時速146キロで走行し、思い描いたとおり制御できず、わずかな操作で事故を起こす状況だった」と指摘。これに対し弁護側は「車線変更もして、制御が困難な状況ではなかった」と訴えました。


引用元 東海テレビニュース記事


ニュース記事を見る限りでは被告は時速146キロの猛スピードで走行しているのにも限らず、危険な運転とは認識していなかったとして「危険運転致死傷罪」は成立しないとの主張。一般道60キロ制限の場所で2倍以上の速度超過をしている時点でも危険と普通の人なら認識判断できると思いますが、146キロの速度で進行制御が出来るという主張はかなり無理があるように感じ、制御できなかったことから事故が起きてしまったのも事実。車は人の操作「アクセルを踏む」することにより走行することからも故意に速度を出していたのは認識していると考えられ、その速度域で進行制御ができるのかF1レーサーやドリフトキングの土屋氏の意見を聞いてみたいものです。

今回の初公判であきらかになったのは被告は過去に8回の事故を起こしているということ!普段どんな運転をしていたのか気になりますが、それを裏付けるような事が事故が起きる前にSNSなどで書かれていて、同じ道路を白いベンツが猛スピードで走行するのを複数人が目撃していたことを考えると、同一人物が普段そのような運転をしていたのではないかと考えてしまいます。

そして当初から気になっていたのが何故こんな速度で走行していたのか?速度を出していた動機が今の所まったく出ていないのは不思議に感じ、これからの裁判ではどういう状況から速度を出したのか知りたいものです。

危険運転致死傷罪が成立するとどうなるのか?

過失運転致死傷罪→危険運転致死傷罪

過失運転致死から危険運転致死になると罪の重さが違う!?人を死亡させた場合は有期懲役が1年以上の最高20年ということから、罪の重さが全然変わっていて、最近では東名あおり運転で夫婦を死亡させた石橋被告が危険運転致死傷罪に問われ懲役18年(求刑23年)の判決、その他にも北海道砂川市一家5人死傷事故で2被告に対して懲役23年(求刑23年)の判決が出ています。事故の重さが懲役にも反映されているのがうかがえ、今回の事故でもし危険運転致死傷罪が成立した場合は、過去の判例からも最高に近い数字が出るのではないかとオレ的に予想しています。

最後に!事故が起きた当初ある動画(ドラレコ動画ではない)が話題になっていたのをご存知でしょうか?その動画(事故が起きてすぐに消された)は自分の記憶が確かなら被告が車を運転しながら会話しているような内容となっていて、見る人が見れば何かしらの状況(運転の仕方など)の一部になるように感じるので、もし復元できるならあの動画を検察、裁判官、裁判員裁判の人達にも見て欲しいですね。確かyoutube動画

今回の裁判も裁判員裁判で行われているようですが、裁判員裁判で選ばれた人達、裁判官ともにこれからの事故を抑止する為にも、とにかく亡くなった被害者達がむくわれるよう遺族の為にも公正な判断をお願いしたいです。

判決は6月16日


【2020年6月16日裁判判決続報】

2018年12月、三重県津市で時速146キロの車がタクシーに衝突し5人が死傷した事故。16日の判決裁判では、刑罰の重い危険運転致死傷罪ではなく、過失運転致死傷罪が適用され、被告に懲役7年の判決が言い渡されました。

危険運転致死傷罪の適用を巡り争点となったのは、当時、危険な運転だったのか。そして、末広被告にその認識があったかどうかでした。これまでの裁判員裁判で末広被告は、「進行の制御ができなかったとは思っていない」と述べ、制御でき危険な運転行為に該当しないとして、危険運転致死傷罪は成立しないと主張。一方、検察側は被告が過去8回事故を起こしていたことを指摘。そのうえで「時速146キロの速度は制御困難」として、危険運転致死傷罪での懲役15年を求刑していました。

裁判判決結果
判決で津地裁は、「ハンドルやブレーキ操作の僅かなミスによって、事故を発生させる危険があったことは明らか」と指摘。危険な運転だったことは認めました。その一方で「被告が運転技術を過信し、事故が発生する可能性を想定していなかったとみる余地が多分にあり、故意と認定するには合理的な疑いが残る」として、危険運転致死傷罪の成立は認めませんでした。予備的訴因として追加した過失運転致死傷罪を適用、その上限となる懲役7年の判決を言い渡しました。

引用元 東海テレビニュース記事


オレ的に今回の裁判判決は、記事を2度見して罪状を確認してしまうほど驚きを隠せず、危険運転致死傷罪は認められず、過失運転致死傷罪が適用され上限となる懲役7年の判決。とんでもない判例を作ってしまったようにも感じ、これからこのような異常な速度超過の悲惨な事故が起きても危険運転として認められない可能性があります。特に気になったのは、判決での合意的な疑いが残るという部分で、ここをもう少し詳しく知りたいものでもありました。

動画内では事故で亡くなった一人、大西朗さんの婚約者が語っていた「あれが危険運転じゃなかったら、あれはなんていう運転なのか教えてほしい」から、普通の人が感じる異常な速度での走行は何なのか考えさせられ、あきらかな速度超過による事故誘発は、そもそもアクセルを踏むという行為を自分の意思でしなければ車の速度はあがらないもの!いくら運転に過信があったとしても、これが許されてしまったら道交法の速度超過の意味さえもくつがえされるように感じ、一般道を146キロの速度域で危険な運転をしている認識がなかった(事故が発生する可能性を想定していなかった)のは常習性も考えられ、その結果からこのような事故に繋がったようにも見えます。

亡くなった人が4人!今後同じような事故で悲しむ人達の為にも事故抑止の為にも、危険運転致死傷罪として判例を残して、異常な速度超過(重大な故意)での死亡事故に適用されるのを望みます。残された遺族の為にも亡くなった人がむくわれるような判決がされると思っていましたが、これだけの被害者が出ても懲役7年はとても残念な結果でしかたありません。

一般人が見ると今回の判決はどういう結果に見えたのか!これが危険運転致死傷罪にならなければ何が定義にあてはまるのか考えさせられる結果にも思いました。



最後に亡くなられた4人の方には心よりご冥福をお祈りします。

【2020年6月17日続報】

懲役7年の判決を不服として控訴

車を時速146キロで走らせタクシーに衝突し、5人を死傷させた罪に問われた元・会社社長の男。懲役7年とした16日の一審判決を不服として控訴しました。16日の一審判決で津地裁は、危険な運転を認めた一方、「故意があったと認定するには合理的な疑いが残る」として、危険運転致死傷罪ではなく過失運転致死傷罪を適用。末広被告に法定刑の上限となる懲役7年を言い渡していました。執行猶予付きの判決を求めていた弁護側は判決を不服として、16日付けで控訴しました。

引用元 東海テレビニュース記事


裁判判決の結果が出た次の日、被告側が判決を不服として控訴したという記事を見て、最初記事の書き間違えで検察側の控訴かと思い他のニュース記事で確認してしまうほど驚く内容を目にすることに!危険運転致死傷罪をまぬがれ過失運転致死傷罪が適用された今回の裁判結果から、オレ的にはかなり甘い判決に見えたものの、それ以上の刑を軽くするように求めている控訴。単純に刑が重いからもっと軽くしろといっているようにも見え、死者を冒涜しているだけでなく、本当に反省しているのかさえ分からないように見えました。

これがもし懲役7年からさらに刑期が短縮されたり失効猶予になった場合、一般道をどんな危険な速度超過で走行しても運転している人物が事故を起こす可能性(危険な運転の認識)を想定していなかったり、車を制御する自信があればまかりとおってしまう事になってしまいます。まさにとんでもない判例がうみだされてしまい、今後このような事が起こった場合、危険運転はおろか過失として判決出てしまう可能性があることは、あってはならないこと!危険運転という厳罰があってこそ事故抑止にも繋がると思うので、次の裁判では未来の被害者を出さないよう的確な判断を期待します。

一般道を146キロで走行する行為は危険運転でなく何なのか?オレは知りたいですね。

この事故はもっとメディアに取り上げられてもいいように感じますが、現状では地元メディアしか報道していません。とりあえず残された遺族、亡くなった人達のためにも検察の威信をかけてがんばってもらいたいものです。